新盆(あらぼん)・新御霊(あらみたま)について

新盆(あらぼん)・新御霊(あらみたま)について

身内の方が亡くなられて初めてのお盆を新盆といいます。(地域によっては初盆(はつぼん)という所もあります)
新盆は、亡くなられてから49日がたたないと迎えることができません。
新盆は、義務ではありませんが、亡くなられた方が初めて家に帰ってこられますので、 きちんと迎えてあげたいものです。
一般的には、故人様や先祖の霊を迎えるために精霊棚(しょうりょうだな)を用意します。
精霊棚には遺影写真・位牌を安置し、供物・精霊馬(しょうりょううま)・仏飯等を供えます。
精霊馬って・・・と思われた方、きゅうりやナスで作った馬や牛を見たことはありませんか?
故人様や祖先の霊が一刻も早くこられるように馬に乗ってきてもらうためにきゅうりの馬を、 戻る時には牛にのってゆっくりと帰られるようにナスの牛を供えると言われています。
宗派によって供え方など違う場合がありますので、お寺様に確認してみるとよいでしょう。
また、浄土真宗では精霊棚は飾らないことが多いようです。
盆提灯(ぼんちょうちん)は故人様や先祖の霊が帰る先を間違わないように、灯された提灯を目印にして戻って こられるように玄関先や軒先に飾ります。
新盆は故人様が亡くなられてから初めて迎えるお盆ということで、特に念入りに供養を行うことが 多いようです。

同じように、新御霊も亡くなられてから49日が過ぎないと迎えられません。
新御霊は長野県の中南信の一部で行われている年末の行事で、全国的に行われているものでは ありません。
新御霊とは「年の瀬に霊が正月を過ごしに帰ってくる」ということから新仏(あらぼとけ)のいる家にお参りをする ことを言います。
新仏のいる家では、12月の初旬に御棚を作り亡くなった方の霊を祭ります。
お参りに来られる方は12月10日から25日位の間に来られることが多いようですが、その間新仏の いる家では留守することがないよう注意しなければなりません。
お参りに来られた方をお茶でもてなし、帰られる際には「お返し」を渡すことが多いようです。