お線香は夜通しつけてなくてはいけないのか

お線香は夜通しつけてなくてはいけないのか

お線香を立てる意味とは

線香の灯を絶やさずにと言われていますが何故なのでしょう?
仏教では煙は故人様が仏の世界へ行くための道しるべを示すものとなり
その行き先を間違えないためにお線香を絶やしてはならないと言われております。
その他にその場と自分自身を清め、お香はその香りがすみずみまで届く事から
差別なく仏様の施しを与える慈悲を意味しているとも言われています。
また、久しぶりに再会した親戚や知人の方が故人様へお線香を立て、
生前の思い出話などを尽きることなく語り合ったことから
お線香も絶えることなく立てられていたのではないでしょうか。
その他に、昔はご遺体の臭いを防いだり、
野生動物から襲われるのを防ぐという意味もあったようです。

夜通しお線香は立てなくてはならないのか

現在では通夜のろうそくやお線香が原因での火災事例も数多く報告されています。
皆様の「故人様の近くにいたい」というお気持ちも理解出来ますが
皆様が無理をなさることを故人様は望んではいないと思います。
故人様の側でつきっきりの看病をなさった方も多いのではないでしょうか。
看病から、葬儀の準備まで心身共にかなりの疲労が伴います。
また遠方から駆け付けるご親族の方もいらっしゃるかと思います。
その後に控えている葬儀・告別式の為にも夜遅くまで無理をせず体力を蓄えておくことも大切です。

安全の為にも、体調を整える為にも夜通しお線香を立てることはせずに
無理のない時間で切り上げていただくと良いと思います。

最後に

お線香には色々な効果があることは前述しましたが
故人様に対して気持ちを込めて手を合わせ、お線香を灯すことが何よりも大事な事だと思います。
葬儀終了後も朝晩のお線香をあげてさしあげることが一番のご供養になるのではないでしょうか。